お茶のお稽古は楽しい
「お茶のお稽古」と聞くとなんだか堅苦しそう...
そう思われる方も多いのではないでしょうか。
私もそうでした。
古くからの決まり事や作法もよくわからないし、何より畳の上で正座なんて無理っ!
そう思っていました。

それでもお稽古を続けてゆくうちに、ひと時日常から離れて湯の沸く音、茶筌を振る音に耳を傾け、深い抹茶の香りを楽しみつつ薄茶を一服いただく時間が、とても豊かで貴重なものに感じられるようになりました。
最初は「美味しいお菓子が食べられるから」だったかもしれません。お稽古場の年代の違う先輩や仲間との交流も楽しかったですし、長くお稽古している先輩方の佇まいへの憧れもあったかもしれません。
少しお稽古に慣れてからになりますが、お仲間と出掛けるお茶会も楽しいものです。改まった気分で参加するお茶席にはお稽古とはまた違った緊張感があり、「一服のお茶を楽しむ」ということの意味を考える良い機会になるなるでしょう。
また、よく「お茶は奥が深い」と言われますが、驚くほど多くの要素を含んでいるのも茶の湯の魅力かもしれません。
- 道具と歴史
- 焼き物や漆芸などの伝統工芸
- お菓子や懐石料理
- 茶花
- 茶の湯にまつわる様々な手仕事
- 書や香、能など茶の湯との関わりの深い日本の伝統文化 などなど
お稽古を通して様々な茶の湯の魅力の一端に触れていただき、ご自分の中の「茶の湯の世界」を広げていっていただければうれしいです。

